【保存版|クリプトスペルズ】勝てるブロンズデッキを5文明まとめて紹介(強カードの解説も)
ブロンズで勝ちたい人「最近ブロンズレギュレーションのコロシアムが盛り上がってるし景品も豪華!でもなかなか勝てないんだよなあ…」
こういった悩みに答えます。
もくじ
- 中立ブロンズカードのTier表
- ブロンズデッキ紹介・解説【赤文明編】
- ブロンズデッキ紹介・解説【青文明編】
- ブロンズデッキ紹介・解説【緑文明編】
- ブロンズデッキ紹介・解説【白文明編】
- ブロンズデッキ紹介・解説【黒文明編】
- ブロンズレギュにおけるデッキ構築について
■本記事の著者について クリスペ歴は1年半ほどです。複数のブロンズレギュレーションのコロシアムで入賞経験があるので少しは参考になるかと思われます。 ↓直近の戦歴 ・オク限定杯:優勝(dadadaさん主催) ・【第2回】325コロシアム:優勝(325産さん主催) ・第六回・禁止カード杯(銅):3位(遊由さん主催)
本記事では、クリスペのブロンズデッキを5文明分まとめて紹介します。
全て実際に私が対戦してみて、それなりの勝率・結果を残せたデッキです。各デッキのプレイングのコツも簡単にはなりますが解説します。
最初に共通ブロンズカードのTier表、最後に個人的なデッキ構築のコツも解説するのでぜひ最後までお楽しみください。それではいきましょう!
※今回はブロンズレギュ想定のデッキ紹介です。ランク戦(L1級)やチャレンジカップ(G級)のレギュは想定していないのでご容赦🙇♂️
中立ブロンズカードのTier表
- S:神枠、どのデッキに入れても強い
- A:Sにはやや劣るが汎用的で十分強い
- B:カード自体の性能が高く選択肢に入る
- C:ギミック系、デッキタイプによっては必須
※左右差あり(左に行くほど評価が高い)
こちらが私が作ったTier表です。ただ、中立ブロンズ全ては網羅できていません(全部入れて作成しようとしたら容量がいっぱいと怒られてしまいました)。
前提としてここに載ってるカードは全部構築に入りうる強いカードです。上にいるカードほどお馴染みの面子になっているかと思います。
全てのカードについて言及すると膨大になってしまうので、ここではポイントとなるカードをつまんで解説していきます。
Sランク
大魔術師
堂々の1位。ブロンズの貴重なドロソでありスタッツも1/3と優秀。先1スキップに対して後1で出すと処理不可能です。
アグロのシーラ(手札を使い切って8CSでフィニッシュする型)以外のデッキにはほぼ入るのではないでしょうか。前半はこのカードを中心にメタが回っていると言っても過言ではない。
パンダの釣り師
ブロンズの貴重なドロソその2。1枚で2ドローできるのはやはり強い。上位レギュでも余裕で採用されている強カードです。
どのデッキのドロソも、大魔術師+パンダ+何かで組まれている方は多いのではないでしょうか。
竜騎士バロン
優秀な除去カード。序盤のヘルス2のカードや痛みの騎士に対して、ユニットを残しつつ一方的に取れるのがとても優秀。ソルジャーの種族つきもうれしい。
セルトの竜騎士
大魔術師を筆頭としたヘルス3までを一方的にとれる優秀な除去カード。地味に味方も対象にできるので毒林檎等の起爆にも使える。
ホルスの門番
ブロンズの最強4コス枠。3/5が本当に除去されずらい。さらに前衛持ちで言うことなし。先4で出せると爆アド。
業火の崇拝者
大魔術士を筆頭とするATK2までを一方的に取れる優秀な除去カード。3コスまでのカードなら大体除去可能。フォースフィールドや2/4、2/5スタッツを取れればかなりのテンポを取れる。
Aランク
不死身のゴーレム
Sランクに入れるか悩んだカード。ブロンズレギュにおける無限リソースはとても偉い。ソルジャーのため放置するとバフでイカれる可能性もあるため厄介。赤のゴーレムはSランクですが、それ以外のデッキは必須というわけではないので、Aの一番左に置かせていただきました。
痛みの騎士
人によっては意外?枠。先1で出せると大魔道士を無償で2削れたり、バフとも相性が良く実は強い。花火や火山などの1点を吸えるのもポイント高い。
毒吐きインプ
貴重な低コストAOE(範囲除去)枠。ブロンズレギュはちまちま有利トレードでアドを稼ぐゲームのため、ヘルス1で残るユニットが量産されます。そこを一気に掃除できる唯一の中立カード。後述しますが、ブロンズレギュは緑がトップTierのため、バフ前のエルフを3コスで全除去できるのがとても優秀。
図書館の魔女
大魔術士+パンダ@1ドロソの代表枠その1。おじパンダではドロソが心許ない方のためのカード。2枚入れると腐りやすいが1枚は欲しくなる。魔法使いシナジーがあったり、聖典やバフに活用できるリュラなら2枚入れても強そう。
ロック鳥の卵
大魔術士+パンダ@1ドロソの代表枠その2。ビーストバフのある緑や、消化のある黒、報復の一撃のある白で採用すると強い。それ以外の文明は図書館の魔女に軍配が上がりそう。
Bランク
フェンサー
器用貧乏枠。1コスで1点自由に飛ばせるのは普通に強い。ソルジャーで、フレイラの3CSとも相性が良いので赤なら候補に入る。書いてあることは強いがなぜかあまり採用されないカード。自陣に1点飛ばせればSランク。
宝石槌のパンダ
2/2へのアッパーがかなり効いている。序盤のヘルス2を取れるようになったのはでかい。これ1枚で大地の精霊を警戒させられるし、そうでなくてもブロンズの1マナ踏み倒しは強いのでこの位置。
密林の守護者&ライノサウルス
白ランプなら必須級。魔炎以外の明確な対応札が少ないため通せればイージーウィンを狙える(2枚同時に解説したのは面倒臭くなったわけではないからね?)。
毒林檎
消化のある黒ならSランク。他文明だとインプや熱殺、報復くらいしか起爆できないのでこの位置。不意に来る大型用に黒白ならピン刺ししてもいいかなという印象。
ロストアイルの怪鳥&武装するキュクロープス
グッスタ枠!あまり採用されないけど出されると困る筆頭カード。白ランプで4コスに厚みを持たせたい場合は有力候補(どうでもいいけど初めてカード名知った)。
Cランク
妖精の巨大化
壊れカード。ギミック前提なのでこの位置だが、緑ならSSSランク。1ターンで3/3エルフを4枚並べられることも十分に可能で死靈の導き、煉獄くらいしか対応札がない。このカードが緑のトップTierの座を支えている。
襲撃
貴重な中立ソルジャーバフ。優秀な除去カードが中立ソルジャーに揃っているため、赤以外でも全然採用される。2コスと軽いのもグッド。
咆哮の翼竜
実質豚力。ドラゴンデッキには必須級のカード。6コスで4/5スタッツ+バフされたドラゴンを並べられると対応するのが難しく通せたらほぼ勝ち。ユナと合わせるのが一番強い。
おまたせしました、ここからは個々のデッキ紹介に移ります。
ブロンズデッキ紹介・解説【赤文明編】
リーダーはCSが優秀なフレイラ。3CS(フレイラの暗殺)や魔炎、煉獄などの優秀な除去札が多いため、安定感はトップクラスです。
リストは昨年度の銅杯2022(※)で優勝されたminさんのデッキを参考にさせていただいています。
※銅杯はTeramさんが主催しているブロンズレギュレーション大会です。今年度も開催中なのでぜひチェックしてみてください! >> 【クリスペ】銅杯2022レビューならびに入賞者デッキ解説 >> 【クリスペ】!!銅杯レース2023 開催!! (4/12 更新)
デッキ情報や立ち回りのポイント
- 扱いやすさ度:1位(今回紹介するデッキのうち)
- デッキパワー:2位
- マリガン:1コス、大魔術士、竜騎士バロン、(赤対面のみ)ゴーレム
- CS:基本暗殺、対白は毒蠍でも可
- メモ:基本盤面勝負。伏兵とバロンを手札に構えつつ、盤面のバフ対象となるソルジャーは残すようトレードしていく。
ブロンズデッキ紹介・解説【青文明編】
リーダーはサイラス。7CS(サイラスの超刻)と大地フィニッシュの2プラン構成。神経操作によってケツでかユニットの打点を上げることで、7CSと合わせてリーサルターンを早める。大地プランの比重を下げてゴーレム→疾走の竜騎士バロンでもおもしろそう。
デッキ情報や立ち回りのポイント
- 扱いやすさ度:5位
- デッキパワー:3位
- マリガン:1コスユニットと2パンダ以外の2コス
- CS:全マッチ超刻
- メモ①:体力フルのアーケロンが残ると8T目に神経操作+超刻で18点出せる。
- メモ②:序盤にエルフなどのヘルス1を横並べされた場合は、時還に神経操作を打ってターンを返すという小技もあり(相手ターンに1/3になるため有利トレードを防げる、ちなみに苦肉の策なので行動自体は弱いです)。
ブロンズデッキ紹介・解説【緑文明編】
リーダーはアルベリッヒ。6CS(アルベリッヒの倍化)が壊れ。横並べからのバフで勝つデッキ。ブロンズのカードプールだと赤の除去も間に合わないのでブロンズレギュの最強色は緑だと思っています。除去、リソース、盤面制圧力すべてにおいて高水準。
デッキ情報や立ち回りのポイント
- 扱いやすさ度:3位
- デッキパワー:1位
- マリガン:1、2コスユニット
- CS:基本倍化、ミラーは妖精
- メモ:AOEのある対赤黒青でフェアリーを横並べする際は、相手の対応札を考慮してリスク・リターンを見極めてから。煉獄や死靈の導きをすで切っている場合はブッパ、切っていない場合は様子見するなど。とはいえ時には割り切りも重要。
ブロンズデッキ紹介・解説【白文明編】
リーダーはオク。マナ加速して大型を早期着地させゴリ押すシンプルデッキ。ライノサウルスと0CS(オクの回復)の相性がよく、盤面を取りつつライフを削れる。ただ、除去が豊富な赤が厳しいのはもちろん、まともなAOEがないので緑もかなり厳しい。トップ2色に対しての勝率は低め。
デッキ情報や立ち回りのポイント
- 扱いやすさ度:4位
- デッキパワー:5位
- マリガン:2コス
- CS:全マッチ回復
- メモ①:盤面を返す手段が少ないためマナ加速する際は、次ターンに明確な動きがあるときだけ
- メモ②:2T目マナ加速、4T目大型着地が理想ムーブ。4コスを5〜6枚に増やすと中盤の安定力を上げられます。
ブロンズデッキ紹介・解説【黒文明編】
リーダーはリッチ。シンプルなミッドレンジデッキです。リリス、林檎+消化などの優秀な序盤札を絡めて盤面制圧しつつ、中盤以降は3CSも含めて顔ガン詰めプランにシフトします。襲撃を1枚積むことでリーサルターンを早めたい気持ち。ゴーレム→一角獣にするとより早い、お好みで調整してみてください。
デッキ情報や立ち回りのポイント
- 扱いやすさ度:2位
- デッキパワー:4位
- マリガン:1、2コスユニット
- CS:基本吸命、対緑は瘴気
- メモ:顔を詰めるタイミングがちょい難しめ。手札に6バロンや襲撃があって、ゴーレムを先に展開できていれば思い切って詰めてOK。死靈の導きが見えているときは、盤面放棄して次ターンで返すことも視野。
ブロンズレギュにおけるデッキ構築について
最後にブロンズレギュにおけるデッキ構築について、個人的に気をつけているポイントを書きます。参考になりそうなところだけつまんでいただき、適度に聞き流してください🙇♂️
ポイント①:CSを最大限活用して構築
お気づきの方も多いかもですが、デッキパワーのランキングを見ると
- 1位:緑(主CS:アルベリッヒの倍化、リュラの聖典)
- 2位:赤(主CS:フレイラの暗殺)
- 3位:青(主CS:サイラスの超刻、シーラの激流)
- 4位:黒(主CS:リッチの吸命…)
- 5位:白(主CS:オクの回復!?)
ということで、ほぼCSの強さ=デッキの強さになっています。つまり強CSを最大限活用できるデッキが自ずと上に行く構図、白黒不遇ですね。
今回紹介したデッキも一応CSとのシナジーを意識した形で作っています。
デッキを作る際は、確実に手札にくるメインのCSを決めて、勝ちプランを明確にしてから組み始めるのがオススメ。
ポイント②:適切なドロソ選択
ブロンズレギュ(というかすべてのレギュ)でドロソは平均5〜7枚で組むと安定すると思っています。
ブロンズレギュのまともな中立ドロソは以下の通り。
- ロック鳥の卵
- 図書館の魔女
- 大魔術師
- パンダの釣り師
大魔術士とパンダはほぼ確定として、あと1〜3枚のデッキにマッチしたドロソを加えていくのがオススメ。
私自身も、CS→勝ちプラン→ドロソ選択の順に決めています。
デッキ構築の例
とはいえ具体例がないと分かりづらいと思うので、この節では今回紹介した緑デッキの構築をした際の筆者の脳内を文字起こしします。
筆者の脳内
- ずっと赤使ってたけど最近緑に勝てない…あの倍化とかいうCSのせいだ!おれも倍化の構築作るぞ!!
- 倍化を主軸にするなら横並べしてバフだな!フェアリー軸にしよう!
- ドロソはおじいちゃんとパンダは確定。バフしつつドローできる「進化の領域」と保険で「採集」も1積みしておこう!
- 最後にTier表の中立カードと緑の強いカードをデッキにぶちこめ!あまりフェアリーに寄せすぎると序盤事故るからほどほどにするか〜
- よし大枠はできた!あとの細かい調整は戦いながらだな!
- 赤に勝てねえ!これゴブリンよりも火山、花火に強い痛みの騎士だな!バフとも相性良いし!
- 対上位勢の緑ミラー安定しねえ!「蜘蛛の巣」と「毒吐きインプ」1枚ずつ入れよう!
- (このあとも実戦による変更を繰り返す・・・)
といった感じで出来上がりました。私はそこまでデッキ構築に才能はないので、戦いまくって固めていきます。参考までに。
さいごに(勝手に宣伝)
いかがでしたでしょうか。少しでも参考になる箇所があったら幸いです。
さいごに、無課金でクリスペを楽しんでいる方向けにオススメの記事やイベントを勝手に宣伝させていただきます(怒られたら消します🙇♂️)。
- 【クリスペ】!!銅杯レース2023 開催!! (4/12 更新)(Teramさん主催のオンラインブロンズ大会)
- 5月27日のクリスペオフ会を終えて(Juneさん主催のオフラインブロンズ大会。今後も開催予定みたいです!私も参加する予定です。)
- 初心者向けブロンズデッキの連投ツイート(マロンさんの投稿。今後ブログに移転する予定とのこと。そちらもぜひチェック!)
- クリプトスペルズ 赤デッキ一覧(kazeさんのALIS記事。ブロンズ卒業する際は必読、他文明も順次公開されています!)
今回の記事は以上になります。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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