【クリプトスペルズ】無敵ドラゴンレポート|チャレカ(2022.10)を振り返って
こんにちは、無敵ドラゴンの呪いにかかったmoshaです。
先日、2022年10月のチャレンジカップが開催され、私もゴールドの部に参加しました。
2022 Challenge Cup October(公式)
本記事では、チャレンジカップの振り返りと、性懲りもなく無敵竜を使い続けた筆者による立ち回り解説をしていきます。
もくじ
- チャレンジカップの結果と感想
- 無敵ドラゴンのリストと立ち回り
- おまけ【脳内理想リスト】
結果は残念な感じでしたが、相当な対戦数をこなしたおかげで無敵竜への理解だけは深まったので、忘れない(熱の冷めない)うちに残しておきます。
- チャレンジカップの環境を振り返りたい
- 無敵ドラゴンのリスト・立ち回りが知りたい
- 無敵ドラゴンは通用するのか知りたい
こんな方はぜひご覧ください。
最後に完全主観の脳内理想リストを公開しているので、カードが揃っている方にはぜひ試していただきたいです。
それではいきましょう。
チャレンジカップの結果と感想
結果は上画像の通り。
- 順位:58位
- 最終レート:1,561
- 最高レート:1,623
- 勝率:51%(46勝44敗)
- ギルド内順位:8位
悲しみ、ギルドバトル参加権得られず・・・
今回は試験的に無敵竜デッキオンリーで挑みましたが、正直キツすぎでした。環境トップ(=使用率の高い)の黒に絶望的に勝てません。
- エーリーンにボトルを送られ竜燃やされる
- キルケーにかわいいパンダたちを豚にされる
- ケルベロスとウシャのサンドバックになる
エーリーンに竜を燃やされたときと、キルケーに4コスパンダを豚にされたときはさすがに投了🙌
現環境の赤はまだアグロのほうがマシな気がしました。とはいえTwitterやランキングで赤勢を観測する限り、みなさん苦戦してようですね・・・
感想もそこそこにして、環境の振り返りをしたいと思います。
10月チャレカ【ゴールドの部】の環境
冒頭でもお伝えしたとおり、やはり黒が圧倒的に多かったです。
ただ、前回大会ほどの偏りではなく、他文明とも割とマッチングしてました。
【2022年9月】クリプトスペルズチャレンジカップの感想【ゴールドの部】
体感のマッチング比率は
黒>緑>青>白・赤
こんな感じでした。
前回大会との大きな違いが青LOが台頭してきたこと。
新カード「インフィニティマジック」の登場の影響がデカイですね。
そして無敵竜の勝率について、こちらもざっくりの体感ですが
- 対赤:50%
- 対青:85%
- 対白:60%
- 対緑:50%
- 対黒:20%
こんな感じ。ぶっちゃけ対黒以外はいけなくもない?といった感じ。環境が向かい風なだけ、と思いたい。
青LOみたいな遅めのデッキには軒並み強いので私好みな性能です。
※注意 ゴールドの部のレート1,550〜1,600帯での筆者による体感値です。超概算程度に思ってください🙇♂️
それでは、今回使ったデッキの解説に入ります。
無敵ドラゴンのリストと立ち回り
使用デッキは上画像のとおり。
クリプトスペルは上の3枚。
(コンセプト上「フェルトゴルトの竜炎」以外は選ばないので、それ以外何でもOK)
一目瞭然ですが、このデッキのコンセプトは以下の通り。
マナブーストしていちはやく「ヴォルティミスドラゴン(無敵竜)」を着地させ、「フェルトゴルトの竜炎」のオール10点と合わせてフィニッシュ
シンプルですね。
本節では以下について解説していきます。
- 採用カード
- 立ち回り
- マリガン
割とがっつり解説していくので、適度に読み飛ばしつつご覧ください😌
※なお、以前にも無敵竜デッキのざっくり解説をあげているので、ぜひこちらもご覧ください。 【2022年9月】クリプトスペルズ|ランク戦の振り返り【使用デッキも公開】
それでは順番に見ていきます。
採用カード
1枚1枚紹介すると長すぎになってしまうので、ポイントになるカードだけ解説していきます。
暴れ花火
上振れ最強カードです。
序盤のヘルス1の多面展開にめっぽう強いです(当たれば)。対緑、黒には重宝します。
ただ、このデッキにおける「暴れ花火」の真価はこの上振れヒットではありません。
「フェルトゴルトの竜炎」のオール10点後の、1コス3点バーンです。
無敵竜を出すまでに相手のライフを20以下に削れていないと、無敵竜着地の次のターンに「竜炎10点+無敵竜のダイレクトアタック10点」で倒しきれません。
ただ、竜炎後の空盤面で「暴れ花火」をうつことで3点プッシュができるため、無敵竜着地前に2点削っておけばOKという状況にできるのです。
そしてこのデッキの2点は除去のついでに簡単に出せます。
たとえば以下の通り。
- 「雷速のシェリー」で単体除去しつつ2点
- 「魔炎」で単体除去しつつ2点
- 「灼煉の魔神 イフリート」で全体除去しつつ2点
この枠は以前は、赤文明屈指の入れ得カード「噴火する火山」でしたが、「暴れ花火」のほうがメリットが大きいと判断し変更しました。
この3点プッシュがあるだけで、盤面除去に意識を避けるのでオススメです。
究明者 グランバレスタ
今月のアップデートで、文明専用だった7枚のブロンズカードが共通カードに変更になりました。「究明者 グランバレスタ」はそのうちの1枚。
※アプデ情報は以下 CryptoSpells updates in October 2022(公式)
条件付きとはいえ1コスで召喚時にマナクリスタルを回収できるのはエラいです。
このデッキは魔法使いを10枚採用しているので、よほど事故らなければ効果が発動します。
先月までのこの枠は「新緑のドルイド」でしたが、個人的にはグランバレスタのほうが圧倒的に使い勝手が良いと思いました。ドルイドの使いづらい要素は以下の通り。
- 先行1ターン目に出せて効果発動するかしないかなので不確定要素が大きい
- ターン開始時に発動するので手札管理がしづらい(特に無敵竜を引けていないとき)
グランバレスタは召喚時に確実に回収できるので、ドルイドの不確定性と手札管理のしづらさを解決します。
もちろんデメリットもあって、魔法使いが場にいない状況だとセットで出さないといけなくなり、このデッキの場合最低3コスト消費するということ。
ただ安定性を考えたらグランバレスタに軍配が上がると思っています。
今後の新規低コスト魔法使いの登場によっては覇権をとる可能性ありです(0コス赤魔法使いはよ)。
パンダの宝石打ち
こちらはピン刺しで採用。無敵竜がみえている+先行でだせればイージーウィンを狙えます。
ただこのカードの最大の弱点がバウンスと变化です。
上のようなカードで無効化されるとゲームが終わりかねないので、召喚する前にリスク・リターンが見合っているか判断する必要があります。
「勝率60%→90%」にするカードであると同時に、以上の事件により「勝率60%→0%」になるカードでもあるので取り扱いには十分注意しましょう。
(私は過去にこれで何回も負けてきました💦)
灼煉の魔神 イフリート
全体除去と前衛を両立できる良カード。あまり注目されないカードですが、このデッキにおいてはイフリートのカード性能は噛み合っています。
6ターン目にイフリートを着地させることで、小型ユニットの除去+大型ユニットの壁になってくれるため、7ターン目(2マナブースト想定)に安全に無敵竜の着地が可能。
また、2点の自傷を利用することで反撃圏内(ライフ10以下)にもっていき「光輪の従者」の回復でライフ管理、といった使い方も。
上手い人は反撃ケアでライフ11、12で止めてくるのでそこに刺さります。
「序盤にこいつ引いたとき本当に困る・・・」
立ち回り
続いて立ち回りパートです。
※以前にあげた無敵竜解説記事の後半でも解説しており、今回はその中で特に重要だと思ったところを深堀りします。重複する部分があるのでご了承ください🙇♂️
立ち回りの際のポイントは以下2点。
- 無敵竜の有無によって立ち回りを変える
- 臨機応変にマナクリスタルは使うべき
順番に解説します。
無敵竜の有無によって立ち回りを変える
無敵竜がハンドにあるかないかで立ち回りが変わります。
- 無敵竜有→マナクリスタル優先
- 無敵竜無→ドロー優先
これだけ。言い換えると、
- 無敵竜有→盤面除去>マナクリスタル回収>ドロー
- 無敵竜無→盤面除去>ドロー>マナクリスタル回収
以上の意識配分です。
「宝石槌のパンダ」と「図書館の魔女」どちらを出すべきか迷ったら、無敵竜の有無で判断しましょう。
- 無敵竜有→「宝石槌のパンダ」優先
- 無敵竜無→「図書館の魔女」優先
あたりまえかもですが、ここを徹底すると事故率が下がります。
ただし、無敵竜の有無に関わらずあくまで盤面除去が最重要なのでそこは忘れずに。
臨機応変にマナクリスタルは使うべき
理想はハンドのマナクリを無敵竜まで温存して最速着地、ですがそう簡単でもありません。
どうしても、無敵竜以外にマナクリを切らざるを得ない状況がきます。
- 除去しないとライフがもちそうにない時→魔炎や煉獄などの除去札にマナクリを切りましょう
- 無敵竜を引けていない状況でハンドが溢れそうな時→最悪マナクリは捨てましょう
以上のように臨機応変にマナクリを切ることが大事です。マナクリの使い方がこのデッキの一番ムズいところだと思います。特にマナクリを捨てる判断がムズい(死亡時ドロー分まで考慮するかなど)。
マリガン
最後にマリガン解説です。
前提条件として、事故覚悟で無敵竜は確定キープです。
返したい気持ちは分かりますが、底10枚に眠って負けとか普通にあるので、キープしましょう。引けずに負けるのが一番しょうもないです。
その上で以下の4パターンの状況に分けて解説していきます。
パターン①:先行(最初に無敵竜が見えた場合)
- 宝石槌のパンダ
- 雷速のシェリー
- 図書館の魔女
- ロック鳥の卵
一番望ましいパターン。除去とマナクリに全集中。
パターン②:先行(最初に無敵竜が見えなかった場合)
- 図書館の魔女
- 雷速のシェリー
- 大魔道士
- ロック鳥の卵
ガンガンデッキを掘りましょう。マナクリ回収は二の次。
パターン③:後攻(最初に無敵竜が見えた場合)
- 宝石槌のパンダ
- 雷速のシェリー
- 暴れ花火
- ロック鳥の卵
このパターンでは、最悪ハンドを燃やしてもOK。後攻マナクリとあわせて3ブーストを狙いましょう。
先行1ターン目の相手ユニットは「暴れ花火」を命中させましょう()
パターン④:後攻(最初に無敵竜が見えなかった場合)
- 図書館の魔女
- 雷速のシェリー
- 暴れ花火
- ロック鳥の卵
このパターンが一番手札管理がムズいです。ハンドが溢れそうになったら、後攻マナクリは切るor最悪捨てましょう。
ここまでお疲れさまです🙇♂️
最後におまけパートとして無敵竜の個人的脳内理想リストを公開します。
おまけ【脳内理想リスト】
上画像のカードプラス以下のカード。
- 「マリア・アイ」×1
- 「忿炎 イフリータ」×1
- 「クララ・シュレイ」×2
- 「虹翼の幻竜 ランドリング」×1
順番に見ていきます。
マリア・アイ
ピンで刺していた「大魔道士」の代替です。
このデッキはソルジャー8枚採用かつ、スカルネ大佐の子分も考慮すると十分効果発動できるとふんでいます。
1コスで召喚時ドローがデカイ。かつ種族が魔法使いなので、グランバレスタとのシナジーもグッド。
忿炎 イフリータ
こちらは説明不要の強カード。ピンで刺していた「熱殺」の代替です。
序盤の安定性が格段に上がります。除去しつつ1点プッシュもできるのも強い。
クララ・シュレイ
こちらは「図書館の魔女」の代替です。
言うまでもなく死亡時効果持ちは「2/1/2」よりも「2/2/1」のほうがメリットが大きいです。
場に残る必要がないし、ヘルス2のユニットと相打ちを取れるのはエラい。
このカードもなんと種族が魔法使いなので、グランバレスタとの相性が良きです。
虹翼の幻竜 ランドリング
説明不要brokenカード。「灼煉の魔神 イフリート」の代替です。
- 5ターン目ランドリ着地(1マナブースト想定)
- 6ターン目竜炎(1マナブースト想定)
以上のような神ムーブもできます。
このデッキの弱みが勝ちプランが1つしかないことですが、ランドリが1枚加わるだけでゴリ押しプランが追加され弱みの1つが解消されます。
まさにレジェンドカード。
ゆくゆくはレンタルなど利用しつつ試してみたいです。赤カードが揃っている方にはぜひ試してもらって、感想いただけるとうれしいです🙇♂️
いかがでしたでしょうか。
本記事では10月チャレンジカップを終えた感想と、無敵ドラゴンの解説をガッツリやっていきました。
無敵ドラゴンの開拓の一助になれば幸いです。
最後にちょっと余談。
回復・除去カードを含むゴールドカードのインフレにより、現環境の赤はアグロも含め厳し目です。
赤はアグロ特化の優秀なブロンズが多く、以前までは低予算でも割と戦えていました。新規ユーザーは赤の使用率が高いですよね。
賛否あるかもですが、DCGにおいて低予算アグロが割と戦える環境は、新規の参入障壁を下げユーザー増加につながるので、長期視点でみたら必要悪だとも思っています。
何が言いたいかというと、赤のつよつよゴールドの追加または、赤ブロンズのアッパー等の環境調整に期待しています🔥
今回の記事は以上になります。
最後まで読んでくださってありがとうございます。
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