mosha blog Written by mosha(モシェ)

【セキュリティUP】ホットウォレットとコールドウォレットの違いを解説

CRYPTO

心配な人「仮想通貨ウォレットにも、ホットウォレットとコールドウォレットがあるみたいだけど何が違うの?現状、メタマスクしかウォレットないけど大丈夫かな?」

こういった疑問に答えます。

もくじ

  1. ウォレット(ホット/コールド)の違い
  2. ウォレット(ホット/コールド)の種類
  3. ウォレット(ホット/コールド)の使い分け
■本記事の著者について
ウォレット(ホット/コールド)を使い分けつつ、仮想通貨・NFT投資をしているブロガーです。
本ブログのほか、Twitterでも発信中。

仮想通貨ウォレットにもいくつか種類があり、それらは大きく分けると、ホットウォレットとコールドウォレットの2つに分類されます。

この2種類のウォレットにはそれぞれメリット・デメリットがあり、安全に仮想通貨投資する上でこのあたりの知識は必要不可欠です。

本記事では、前半でホットウォレットとコールドウォレットの違いや特徴を解説し、後半では2つをどのように使い分けていくのがよいか、実体験に基づいて解説していきます。

それではいきましょう。

ウォレット(ホット/コールド)の違い

結論、違いは以下の通り。

  • ホットウォレット→インターネットに接続されている
  • コールドウォレット→インターネットに接続されていない

これだけではいまいちピンときませんよね。それぞれ少し深堀りします。

ホットウォレットの特徴

ホットウォレットは常にインターネットに接続された状態で、取引所や外部のウェブサーバー上で仮想通貨が管理されています。

送金や取引のスピードが早く手軽に利用できる一方で、オンラインであるためセキュリティ上のリスクが生じます。

みなさんおなじみのメタマスクはホットウォレットの一種です。

OpenSeaなど様々なサイトに1クリックで承認・署名することで利用でき、かつ送金や取引もスムーズですよね。

まとめると

  • メリット:利便性が高い
  • デメリット:セキュリティにリスクがある

といった感じ。

コールドウォレットの特徴

コールドウォレットはインターネットではなく、専用デバイスなどを使ってオフラインで管理します。

よって、ホットウォレットと比べると遥かに高いセキュリティ性があります。

一方、オフライン保存のため仮想通貨にアクセスするまでに手間と時間がかかってしまいます。

メタマスクのようにワンクリックで送金、といったことはできません。

まとめると

  • メリット:セキュリティが高い
  • デメリット:利便性が低い

といった感じ。

ウォレット(ホット/コールド)の種類

ホットとコールドの2種類に大別されるウォレットですが、その中でもさらに細かく分かれています。

ホットウォレットの種類

ホットウォレットは大きく以下2種類です。

  • 取引所ウォレット
  • ウェブウォレット

順番に見ていきます。

※ホットウォレットの種類の定義の仕方は人それぞれです。今回はシンプルに取引所とそれ以外、という観点で2つに絞らせていただきました🙇‍♂️

取引所ウォレット

こちらは取引所が管理しているウォレットです。代表例はビットフライヤーやコインチェックなどで、仮想通貨を触れる上では誰もが1つは口座を持っているハズ。

最大の特徴は法定通貨↔仮想通貨を始めとした、取引ができるということ。

秘密鍵は取引所の運営会社が管理しています。

ウェブウォレット

取引所とは関係のない、独立したサーバー上に開設されています。

代表例は言うまでもなくかもですが、メタマスクです。

取引所ウォレットとの大きな違いは、取引機能がなく、あくまで財布としての機能(仮想通貨の送受信、スワップなど)しかない、ということ。

OpenSeaを始めとした各種サービスと連携することで利便性を発揮します。

なお、秘密鍵は自身での管理になります。

コールドウォレットの種類

コールドウォレットは大きく以下2種類です。

  • ハードウェアウォレット
  • ペーパーウォレット

順番に見ていきます。

ハードウェアウォレット

ハードウェアウォレットは、自身の暗号資産にアクセスするための秘密鍵を暗号化して記録し、管理するための専用デバイスです。

代表例は、Ledger Nano(レジャーナノ)シリーズです。

秘密鍵がインターネットから切り離されたオフラインで保存されているため、ハッキングの危険がありません。

取引や送金をする場合は、パソコンとハードウェアウォレットを接続し、そのウォレットに対応したアプリを操作することで、初めて自身の暗号資産にアクセスできます。

ペーパーウォレット

ペーパーウォレットは、その名の通り書面に秘密鍵などの情報を記載して保管するウォレットのこと。

秘密鍵をそのまま記載する形やQRコードにしてプリントする方法があります。

代表例は、Bitaddress(ビットアドレス)やMyEtherWallet(マイイーサウォレット)です。

ウォレット(ホット/コールド)の使い分け

最後にどのようにウォレットを使い分けたらよいか、個人的な意見になりますがお伝えしていきます。

結論、

  • 取引所口座
  • 複数のメタマスク【用途によって使い分け】
  • レジャーナノ【長期投資・高価なNFT保存用】

上記の編成で十分だと思います。

取引所口座は言うまでもなく仮想通貨・NFT投資をする上では必須ですよね。

■参考記事
【簡単】コインチェック(Coincheck)の口座開設手順を画像付きで解説
【簡単】ビットフライヤー(bitFlyer)で口座開設する方法をわかりやすく解説

メタマスクに関しても、仮想通貨投資していればほとんどの人がもっているのではないでしょうか?

ただ、ここで重要なのが用途に合わせた使い分け

すべての資産を1つのメタマスクウォレットに入れていませんか?

この状況は割と危険です。というのもそのウォレットがハッキングされたら、すべての資産を失うから。

用途ごとに複数のメタマスクアカウントを用意して、リスク分散させることを強くオススメします。

使い分けの例としては以下のような感じです。

  • メイン:メインの資金を保管する用(信頼できる安全なサイトにのみ接続)
  • サブ:新しいサービスがでてきたらガンガン試す用(リスクが高いので保管する資金は最小限)
  • ゲーム:ブロックチェーンゲームをプレイする用
  • NFT:NFTを保管する用

分けすぎるのもそれはそれで管理が大変なので、自分のベストな使い分けを探してみましょう。

■参考記事
【簡単】MetaMask(メタマスク)をChromeにインストールする方法
【ハッキング対策】メタマスクで複数アカウント作る方法を解説します

そして、最後にコールドウォレット、レジャーナノの出番です。前節のハードウェアウォレットに分類されます。

しばらく売る気のない長期投資用の仮想通貨、高価なNFTを保管するにはベストなウォレットです。

コールドウォレットはレジャーナノシリーズの「Ledger Nano S Plus」を選んでおけば間違いありません。
>> Ledger Nano S Plusを見てみる

※上記リンク先は「ハードウェアウォレットジャパン」というLedgerウォレットの正規代理店の販売ページです。

レジャーナノを始めとするハードウェアウォレットを買う際に注意点があります。

必ず、公式サイトまたは正規代理店で購入してください。

Amazonや楽天、フリマサイトで購入すると、ウイルスを仕込まれた中古品である可能性があるからです。

ハッキングに合わないために買ったコールドウォレットでハッキングにあったら悲しいので、十分に注意してくださいませ🙇‍♂️

■参考記事
【簡単】Ledger Nano(レジャーナノ)にNFTを送信する手順を解説

いかがでしたでしょうか。

本記事では、ホットウォレットとコールドウォレットの違いや特徴を解説をし、後半ではウォレットの使い分けにも触れてきました。

それぞれのウォレットの特色を理解しつつ、取引所口座、複数メタマスク、レジャーナノを使い分けて、安全に仮想通貨投資をしていきましょう😌

 

今回の記事は以上になります。

最後まで読んでくださってありがとうございます🙇‍♂️